キャリアブルボートって何?

 文字通り”運べるボート”の事。とは言ってもどんなボートでも運べない事はないですよね。一般的には車で運べると言う意味でキャリアブルボートと呼ばれています(ミニボートとも言う)。

 キャリアブルボートには

等があります。それぞれ次のような特徴があります。

一体型ボート

一体型ボート 船体の材質はFRP、ポリエチレン、アルミニウムなどで、運搬はカートップが基本。運搬中風圧を受けやすい。ボートがまるまる屋根の上と言う事で車内は広く使え、出船の準備にそれほど時間がかかりません。
 難点は、保管スペース。立て掛けたり駐車スペースの上を利用できればクリアーできるのですが・・・。



分割式ボート

分割式ボート 船体を2〜3分割出来る物。材質はFRPが一般的。分割した物を重ねて1BOX車等に積んで運搬するのが普通ですが、組み立てた状態でカートップする人も。組み立てた状態ではもちろん、同じサイズの一体型より重くなります。車内に積めば走行に特に問題はありませんが、結構場所を取ります。

膨張式ボート

インフレータブルボート  インフレータブルボートの事。いわゆる、ゴムボートと呼ばれている物ですが、材質はナイロンやポリエステルなどの繊維とハイパロンラバーを組み合わせ、耐久性をアップさせています。畳めば乗用車のトランクにも積めるので、運搬は楽。もちろん保管にもそれほど場所を取りません。
 船体を裂くような傷に弱く、ひきずったり、岩などに注意が必要。もちろん釣り針は言うまでもないですよね。
 軽くて浮力が大きいので停泊時の安定性はいい様ですが、風に流されやすいのが難点。


折畳式ボート

折畳式ボート 普通の人が一番イメージできないのがこの折畳式ボートかな?折り畳み方に何通りかある様ですが、材質は、ポリエチレン芯材にハイパロンコーティングしたキャンバス材や高圧縮のポリプロピレンを使った物が一般的。結構薄く(10センチ強)なるのでカートップでもそれほど風を受けない。高圧縮ポリプロピレン製の物は、少々こすってもそれほど大きなダメージなし。キャンバス材の物は、軽さがメリット。
 開いて座板をはめ込むタイプの物は座板が結構かさばるのが難点。組み立て作業も手間が掛かる。
 インフレータブルボートもそうだが、家で洗ったりする時組み立てたり膨らませたりが結構大変。

トレーラーボート

 トレーラーに積んで運ぶボートのこと。上記のボートより大きく、重いボートを運べます。もちろん、上記ボートをトレーラーに積むことも出来る訳ですが・・・。トレーラーの車検、駐車場、トレーラーの大きさによっては牽引免許が必要になります。また、多少運転技術も必要でしょう。
 ボートに荷物を積んでおけば車内は広く使えますし、準備も簡単ですが、意外とボートを降ろせる場所が少ない様です。

 

 これらのボートにエンジン、モーター等動力を使って乗る場合、当然免許が必要になります。使用する水域、エンジンの馬力などによって免許の種類も変わってきますが、四級が一般的だと思いますが、自分の場合今のところ、新しく出来た五級免許でも間に合う水域で釣りをしています。
 と言うのは以前の話・・・長さ3メ−トル未満であって、エンジンの出力が1.5キロワット未満の小型船舶は免許不要だったり、免許も四級だの五級なんて姿を消しました(笑)始めようと思う前によぉ〜く確認しましょう(^^;;

 また、ボートにも車の車検同様船検があり、6年ごとの船検の間に3年目に中間検査が必要です。

 

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